当院は、「臨床研究・治験活性化協議会」(外部リンク)及び 「小児治験ネットワーク」(外部リンク)に参加しています。
臨床研究・治験活性化協議会とは
文部科学省・厚生労働省所管の「新たな治験活性化5か年計画」及びそれに引続く「臨床研究・治験活性化5ヵ年計画2012」に基づき設置される協議会です。
病院、大学等の64施設から構成される協議会であり、効率的かつ迅速な治験・臨床研究実施のための情報交換、環境整備等を行うことを目的とし、活動しています。
小児治験ネットワークとは
日本小児総合医療施設協議会(Japanese Association of Children’s Hospitals and Related Institutions :JACHRI)加盟施設を中心に、32の医療施設で構成されるネットワークです。
小児医療を向上させるための治験・臨床研究を推進し、より有効で安全な医薬品・医療機器を早期に小児患児へ提供するために、以下の取り組みを行っています。
1.治験実施環境の整備
- 事務局機能の一元化
- 中央治験審査委員会の設置
- 加盟施設への教育・研修
- 治験の効率化(IT化)とインフラ整備
- 治験実施可能性調査
- 医師主導治験へのご協力のお願い
2.小児用の服用に適した医薬品(製剤)の開発促進
- 小児領域で必要とされる医薬品等の実態調査
- 小児の服用に適した医薬品(製剤)の開発を提言するための調査・研究並びに開発支援
(注)小児治験ネットワークのより詳細な取り組みはこちら(外部リンク)をご参照下さい。
当院は、平成24年度から小児治験ネットワークの人的・機能的なインフラを活用して進められている 小児と薬情報収集ネットワーク整備事業(外部リンク)に参加しています。
小児と薬情報収集ネットワーク整備事業は、独立行政法人国立成育医療研究センターに「小児と薬情報収集センター」を設置し、小児用医薬品に対する安全対策の向上及び 小児医薬品開発への貢献を目的として活動しています。その取り組みとして参加施設の患者情報(疾病情報、副作用情報、投薬量、投薬方法等)を収集・分析・評価するための データベースの構築を行っています。(患者情報に氏名や住所は含まず、また匿名化して取り扱うため、個人情報を含みません。)