腎臓内科

特色

  • 慢性腎臓病は、無症状のまま悪化する可能性のある病気です。検診で検尿異常、腎機能低下を指摘されたら、受診してください。
  • 悪化予防のため、腎生検を含む精密検査、腎保護のための治療、栄養指導、生活指導をおこないます。外来へ通院しておこなうこともできますし、あるいは勉強のために入院して食事療法を体験することもできます。
  • それでもやむなく透析が必要になる場合があるのですが、透析がはじまってからもなるべく普段の生活を送れることを目標にします。まずは治療方法(血液透析、腹膜透析、腎移植)を選ぶためのお手伝いをし、それぞれに応じた準備(内シャント造設手術、腹膜カテーテル挿入手術、移植施設への紹介)をおこないます。
  • 透析をはじめたあと、シャントトラブル、心臓カテーテル検査、外科手術のほか体調が悪くて入院が必要な場合には、院内各専門科と協力して入院治療にあたってゆきます。

対象疾患

疾患名気になる症状、特徴
慢性腎臓病自覚症状はなくとも健康診断などで検尿異常を指摘された
ネフローゼ症候群むくみが出た
慢性腎臓病自覚症状はなくとも健康診断などでeGFR低値を指摘された
急性腎障害、電解質異常特異的な自覚症状はないが、血液検査で異常を指摘された
妊娠高血圧症候群妊娠中に高血圧がみつかった

診療実績

2019年度(件数)2020年度(件数)2021年度(件数)2022年度(件数)2023年度(件数)2024年度(件数)
慢性血液透析導入242515201924
腹膜透析導入210010
内シャント手術262924151315
腎生検271514191413
慢性腎不全(入院)1358973616894
血液透析件数(急性含む)451557313321330583


※令和3年度から令和5年度、コロナ患者対応と大規模改修工事あり

スタッフ紹介

腎臓内科 スタッフ集合写真
氏名資格専門分野
吉川 桃乃
よしかわ ももの
(部長)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
  • 日本透析医学会透析専門医・指導医
  • 東京科学大学臨床教授
  • 医学博士
腎疾患全般
透析療法
磯部 清志
いそべ きよし
(医長)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
  • 日本透析医学会透析専門医・指導医
  • 東京科学大学臨床教授
  • 医学博士
腎疾患全般
透析療法
原 美都
はら みさと
(非常勤)
  • 日本内科学会内科専門医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医
  • 日本透析医学会透析専門医
腎疾患全般
透析療法
渡部 有里
わたなべ ゆり
(専攻医)
 
  • 日本内科学会専攻医
腎疾患全般
透析療法