当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
社会保険・国民健康保険・高齢者医療のほか、更生医療等各種公費負担の保険を取り扱っています。
1.入院基本料に関する事項
各病棟の看護職員の配置状況は以下のとおりです。
*病棟・時間帯・曜日などで看護職員の配置が異なります。
空の5番地 | 一般病棟入院基本料1 | 1日当たり12人以上の看護職員が勤務しています。なお、時間帯ごとの配置は以下のとおりです。 |
空の1番地 | 小児入院医療管理料1 | 各病棟において、1日当たり12人以上の看護職員が勤務しています。 |
丘の1番地 | 児童・思春期精神科入院医療管理料 | 各病棟において、1日あたり8人以上の看護職員が勤務しています。 |
PICU | 小児特定集中治療室管理料 | 1日に27人以上の看護職員が勤務しています。 |
NICU | 総合周産期特定集中治療室管理料 | 1日に27人以上の看護職員が勤務しています。 |
NICU | 新生児特定集中治療室重症児対応体制 | NICU内で重症児対応の場合は、常時、看護師一人当たりの受け持ち数は2人以内です。 |
GCU | 新生児治療回復室入院医療管理料 | 1日に24人以上の看護職員が勤務しています。 |
(1)入院料について((注)入院する病棟によって料金が異なります。なお、入院する病棟は医師の判断により決定します。)
○入院基本料(1日につき)
・一般病棟入院基本料(急性期一般入院料1) 空の5番地 | 16,880円 |
・結核病棟入院基本料(7対1入院基本料) 空の5番地 | 16,770円 |
○特定入院料(1日につき)
・小児特定集中治療室管理料 PICU (入院日から7日以内) | 163,620円 |
・小児特定集中治療室管理料 PICU (入院日から8日以上) | 142,560円 |
・小児入院医療管理料(小児入院医療管理料1) | 48,070円 |
・新生児特定集中治療室重症児対応体制強化管理料(1日につき) NICU | 145,390円 |
・総合周産期特定集中治療室管理料(2 新生児集中治療室管理料) NICU | 105,840円 |
・新生児治療回復室入院医療管理料 GCU | 57,280円 |
・児童・思春期精神科入院医療管理料 | 30,160円 |
*総合周産期特定集中治療室管理料については、入院日から21日(出生時体重により期間が異なります)までの1日当たりの金額です。
*新生児治療回復室入院医療管理料については、入院日から30日(出生時体重により期間が異なります)までの1日当たりの金額です。
*入院日数により、特定入院料及び各種加算の金額が異なります。詳細については職員までお尋ねください。
(2)看護について
患者の負担による「付き添い看護」は認められておりません。
(注)各種入院料にかかる加算については、「6.関東信越厚生局への届出に関する事項」をご参照ください。
2.入院時食事療養費に関する事項
当院では、入院時食事療養(1)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時、適温で提供しています。
入院時食事療養費 | 区分 | 自己負担額(税込み) |
---|---|---|
入院時食事療養費1 1食につき 690円 | 一般の方 | 510円 |
指定難病、小児慢性特定疾病の方 | 300円 | |
低所得者1・2(住民税非課税)の方 (注)年齢区分別/過去1年間の入院期間別で、保険者からの通知によります。 | 240円 | |
190円 |
加算 | 金額 | 説明 |
---|---|---|
特別食加算 | 1食につき 76円 | 治療用(糖尿病食・手術後の食事等)の特別な食事です。 |
3.DPC病院に関する事項
当院では、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」となっております。
医療機関別係数 | 基礎係数 | 激変緩和係数 | 機能評価係数1 | 機能評価係数Ⅱ | 救急補正係数 |
1.5059 | 1.0451 | 0.0000 | 0.3554 | 0.0929 | 0.0125 |
4.明細書の発行状況に関する事項
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担がない方についても、明細書を無料で発行しています。
なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合は、その代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
(自動支払い機では、明細書発行についての選択画面が表示されます。)
5.保険外負担に関する事項
(1) 特別の療養環境の提供に関する事項
からだ病棟では、特別室(有料個室)として1人部屋をご用意しています。室料差額料金(1日につき)、設備などについては以下のとおりです。
部屋の種類 | 病 棟 | 室数 | 料金 | 設 備 |
---|---|---|---|---|
S個室 | 空1番地病棟 10号室 | 1室 | 18,000 円 | シャワー、トイレ、テーブル、ソファー、テレビ、ロッカー、椅子、洗面台 |
A個室 | 森2番地病棟 2号室、3号室 | 22室 | 16,000 円 | |
B個室 | 森4番地病棟 3号室 | 4室 | 16,000 円 | トイレ、テーブル、ソファー、テレビ、ロッカー、椅子、洗面台 |
C個室 | 森2番地病棟 10号室 | 13室 | 14,000 円 | トイレ、テーブル、ソファー、テレビ、ロッカー、椅子、洗面台 |
(2)入院期間が180日を超える入院に関する事項
長期に入院される場合は、180日を超える日から入院料の一部(1日につき2,480円)を負担して頂く場合があります。
(3)特定病院非紹介患者加算料(初診・再診時の選定療養)に関する事項
かかりつけ医などからの紹介状をお持ちでない場合は、初診及び再診時に選定療養費「特定病院非紹介患者加算料」として、以下の料金を申し受けます。紹介状(診療情報提供書)を持参せずに受診した患者さんには、国の規程(保険医療機関及び保険医療養担当規則第5条第3項)より 東京都立病院機構が定めた選定療養費をご負担いただきます。
区 分 | 対象者 | 料金(税込み) |
---|---|---|
初診加算料 | ・初めて当院を受診するとき (一旦、当院での診療が終了したのち、久しぶりに受診する場合を含みます) | 医科:7,000円 |
再診加算料 | ・病状が安定し、患者の病状等に応じた別の医療機関へ紹介した後、紹介状なしで再度当該診療科を受診するとき | 医科:3,000円 |
(4)自動車損害賠償責任保険に関する事項
この保険の対象となる診療は、健康保険の算定方法による1点の単価(10円)に5円を加えた単価(15円)で算定いたします。
(5)乳幼児検診料等
乳幼児検診料、予防接種料その他については、健康保険算定方法に準じて得た額または、実費相当額をいただいております。
(6)文書料
種 類 | 料金(税込み) | 種 類 | 料金(税込み) | ||
---|---|---|---|---|---|
自動車損害賠償責任保険及び生命保険の 保険金給付に関わる診断書(注) | 1通 | 4,500円 | 自動車損害賠償責任保険の | 1通 | 3,000円 |
生命保険会社請求用書類(診断書) | 1通 | 4,500円 | 一般的なもの(証明書) | 1通 | 900円 |
精密な内容を記載するもの(診断書) | 1通 | 4,500円 | 学校教育法による様式(診断書) | 1通 | 900円 |
一般的なもの(診断書) | 1通 | 1,500円 | 健康診断の結果を記載して学校へ提出する書類 | 1通 | 900円 |
(注)保険会社等による内容照会面談 1回(30分まで) 5,500円、以後30分毎に5,500円を加算 |
(注)その他の書類については、文書窓口までお問合せください。
(7)先進医療
届出事項 | 料 金 (税込み) |
---|---|
ボツリヌス毒素の膀胱内局所注入療法 | 1回につき 14,400円 |
腫瘍治療電場療法 | 1回につき 4,800円 |
(8)個人情報開示手数料
申込の種類 | 料 金 (税込み) |
---|---|
文書、図画、写真の写し(単色刷り) | 写し(単色刷り)1枚につき 10円 |
電磁的記録(光ディスク) | 光ディスク1枚につき 100円 |
(9)セカンドオピニオン
区 分 | 料 金(税込み) | |
---|---|---|
1回につき | 30分まで20,000円 | 以後30分毎に 5,500円を加算 |
(10)新生児スクリーニング(先天性疾患)区 分 料 金 (税込み) 入 院 4,670円 外 来 8,330円
(11)遺伝学的検査
初診料(2回目以降は外来診療料)+厚生労働大臣が定める算定方法による検査の費用(または実費相当額)
- (12) 遺伝カウンセリング料
区 分 料 金 (税込み) 初回 60分まで 13,000円 以後30分毎に 5,500円を加算 2回目以降 60分まで 11,000円 以後30分毎に 5,500円を加算
(13)付き添い家族に対する食事提供料 1食につき、入院時食事療養費相当額
(14)長期収載品に係る処方料
厚生労働大臣が定めた計算方法により得られた額
(15)診断書等郵送料
日本郵便(株)が定める郵便料金のうち、当該診断書等の重量に見合った額
(16)診察券再発行手数料 1回 110円
6. 施設基準の規定による院内掲示事項
(1)医療DX推進体制について
1.オンライン資格確認の仕組みを活用した医療情報取得について
(1)当院はオンライン資格確認を行う体制を有しています。
(2)当院を受診された患者さんについて、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行う場合があります。
2.医療DX推進体制について
当院は、厚労省の推進する医療DXの仕組みを活用し、質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行う体制を有しています。
(1)医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施
(2)マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供
(3)電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組(サービス運用開始に向けて準備中です)
(2)地域歯科診療支援病院歯科初診料に関する事項
当院では、安全で高度な医療提供の一環として、医療関連感染症防止対策に関する取り組みを実施しています。詳細は、感染対策向上加算1に関する事項をご参照ください。
また、緊急時においては院内の各診療科と連携し対応する体制があります。
歯科診療に係る医療安全管理対策を実施しています。
(3)歯科外来診療医療安全対策加算2に関する事項
院内各所に、自動体外式除細動器(AED)を設置しています。
当院では、緊急時においては院内の各診療科と連携し対応する体制があります。
歯科診療に係る医療安全管理対策を実施しています。
(4)医師事務作業補助体制加算1、地域医療体制確保加算に関する事項
当院では、病院勤務医の負担軽減及び処遇改善の取組として、医師事務作業補助者の外来診療補助や診断書作成補助等実施しています。
また、院内の多職種によるタスクシフト・タスクシェアを通じ、さらなる医師の負担軽減を目指してきます。
(5)急性期看護補助体制加算に関する事項
当院は、看護職員の負担の軽減及び処遇の改善として、看護職員と他職種との業務分担、看護補助者の配置、短時間正規雇用の看護職員の活用、妊娠・子育て中・介護中の看護職員に対する配慮、夜勤負担の軽減などに取り組んでいます。
(6)緩和ケア診療加算、小児緩和ケア診療加算に関する事項
当院では緩和ケアチーム(チーム・カモミール)を組織し、小児血液・腫瘍疾患を中心とした終末期医療や診断後の時期を限らず「からだとこころの苦痛」、「持続する痛み」を最小限に緩和する医療を行っています。ご希望の方は主治医・病棟看護師に緩和ケアチームの診療についてご相談ください。
(7)栄養サポートチーム加算に関する事項
当院では、専任の医師や薬剤師等による栄養サポートチームを組織し、栄養状態が低下している方の栄養補給や栄養管理のサポートを行っています。
(8)医療安全対策加算1に関する事項
子どもの命を守るための医療は、安全な医療を提供しようとするスタッフの努力と、その努力に対する利用者の皆さんの信頼感の上に成り立ちます。ですから私たちは子どもたちに対する医療技術に磨きをかけるだけでなく、どうしたら安心して医療を受けていただけるかを常に優先して考え、医療上の事故を未然に防ぐ方法を利用者と一緒に作り上げていかなくてはならない、これが私たちの医療安全に対する基本的な考え方です。
人は時としてミスを犯すものです。医療者とて例外ではありません。しかしそのことは医療事故の言い訳には決してなりません。そこで私たちは次のようなシステムによって、人の手による医療が、最もミスの起こりにくいものになるための努力をしています。
1.医療安全のための院内組織
病院の医療安全を総合的に進める医療安全対策推進委員会が定期的に開催されて安全対策の舵取りをしているだけでなく、医療安全対策室が設けられていて、専従リスクマネージャーが常に安全の見守り役をしています。また院内の各科(課)に1人ずつのリスクマネージャーが任命されていて、より現場の業務に即した安全への配慮を実現するために、協力して対策にあたっています。
2.情報を収集するシステム
業務上で生じた小さなミスを大きな事故の予防につなげるために、事故(アクシデント)未満の小さな事象(インシデント)をできるだけ多く集積して分析し、起こりがちなミス、システム上の不備、設備上の問題などを割り出して、いち早く対策を講じることで大きな事故が起こらないように努めています。また、利用者の皆さんの声もできるだけ多くの方法でうかがい、専門の委員会を通じて改善すべき点の検討をしています。
3.安全のためのマニュアルづくり
この病院の医療安全の基準はマニュアルの形でまとめられていて、すべてのスタッフがこのマニュアルに沿って自分たちの医療行為をチェックすることで、高い安全基準が維持されるように工夫されています。マニュアルは必要に応じて順次部分的に更新され、常に最新の情報と医療技術水準での安全対策にアクセスできるようになっています。
4.医療安全研修
医療安全に対する基本的な考え方、事例から学ぶ医療安全対策、その道の専門家が語る医療安全情報などの研修がスタッフのために企画されていて、様々な形で医療安全に対する意識をリフレッシュできるようになっています。
5.医療事故対応
それでももし医療事故が起こってしまった場合には、医療安全対策室を通じていち早く情報を収集して状況を多角的に把握し、病院としての対策を決めた上で、責任を持ってご家族に判明しているすべての情報をご提供します。また、当然のことですが同様の事故が二度と起こらないために、調査会を組織して事故の原因を多角的に検討し、病院としての安全対策に取り入れていくことにしています。
6.医療安全のための入院されている方 ご家族へのお願い
医療の安全を推進していくためには、医療者だけではなく、入院されている方やご家族のご協力が必要です。
特に、患者誤認防止については診察・処置・内服・食事等の様々場面でお名前の確認をさせていただくことも多くあると存じますが、ぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。
(1) お名前を入院されている方、ご家族に名乗っていただきます。
(2) 名前が書いてある内服のおくすりや点滴のラベルなどを入院されている方、ご家族が確認をします。
(3) 入院されている方が付けているリストバンド(ネームバンド)、パソコンの画面、点滴や内服のくすりなどに書いてある名前を指で差し声にだして読み上げます。
(4) 点滴・輸血に関しては、リストバンドについているバーコードと照合し間違いが無いことを確認します。
(5) 入院されている方の状況によりお名前を名乗れない場合は、リストバンドとベッドネームなど2つ以上の情報で照合します。
(9)感染対策向上加算1に関する事項
当院は、患者の皆様と病院従業員(以下病院職員」という。)に安全でかつ質の高い医療環境を提供する上での基盤である「感染対策」に取り組むための基本的な考え方等を以下のとおり定める。
1.感染対策に関する基本的な考え方
感染の発生を未然に防止し、発症した感染症を早期に制御することを基本とする。特にアウトブレイクが発生した場合は、厳重かつ迅速に対応する。感染予防と感染症制圧のために感染対策チーム(以下「ICT」という。)、感染リンクナースが、病棟巡視、現場への介入、サーベイランス、教育などを行う。病院長は感染対策の効果的遂行に責任をもつ。
2.感染対策室のための委員会に関する基本的事項
病院長を委員長とする感染対策委員会を設ける。委員会では、検査部門、薬剤部門、感染対策チーム等から感染症の動向及び感染対策上の問題点について報告を受け、助言と支援を行うとともに、具体的な感染対策を決定する。委員会は毎月1回定期的に開催するが、必要に応じて臨時の委員会を開催する。
3.病院職員に対する医療関連感染対策のための研修に関する基本方針
院内で働く全ての人が、標準予防策や手指衛生などの重要性を認識し、感染対策が実践できるように指導する。感染対策に関する研修ないし講習を年2回以上実施する。 年度途中採用職員に関しては、採用時のオリエンテーションの中で研修を実施する。なお、研修の開催結果や参加状況について記録に残す。
4.感染症の発生状況の報告に関する基本方針
感染症発生状況を毎週1回作成し、各診療科、各病棟看護師長にメールで配信する。また、月に1回開催されるICT小委員会で発生状況について協議し、その結果を毎月1回定期的に開催される感染対策委員会に報告する。
(10)病棟薬剤業務実施加算1に関する事項
各病棟に専任の薬剤師氏名を掲示しています。
(11)アレルギー性鼻炎免疫療法治療管理料に関する事項
当院ではアレルゲン免疫療法を行っています。詳細は医師にご相談ください。
(12)院内トリアージ実施料に関する事項
当院ERでは、院内トリアージ基準に基づき看護師が患者さまの状態を評価し、緊急度区分に応じて診療の優先順位付けを行っております。そのため診察の順番が前後する場合もありますので、ご了承ください。
(13)外来腫瘍化学療法診療料、外来化学療法加算(注射)に関する事項
当院では、 専任の医師、看護師又は薬剤師が院内に常時1人以上配置され、本診療料を算定している患者さんから電話等による緊急の相談 等に 24時間対応できる体制及び急変時等の緊急時に患者さんが入院できる体制を有しています。
当院ではレジメンの妥当性を評価検討する委員会を定期的に開催しています。
就労と療養の両立について、社会労務管理士による相談会を実施していますのでご活用ください。
(14)連携強化診療情報提供料
病院敷地内は禁煙です。ご協力をお願いいたします。
(15)一般名処方加算に関する事項
当院では、ジェネリック医薬品の使用と一般名処方を推進しています。
(1)ジェネリック医薬品については、品質の確保と十分な情報提供がされている安全な製品を採用しています。
万一、医薬品の供給が不足した場合は治療計画の見直しにより使用するお薬が変更になる場合もあります。その際は十分な説明を行った上で変更させていただきますのでご了承ください。
(2)一般名処方では、お薬の銘柄(商品名)ではなく有効成分名で処方箋に記載します。保険調剤薬局において、医薬品の供給状況に応じ、銘柄によらない柔軟な調剤を可能とします。
(3)令和6年 10 月より、薬価基準の長期収載品について医療上の必要性があると認められない場合に患者の希望を踏まえ処方等した場合は選定療養となります。
これらのことから、当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなりますのでご理解くださるようお願いします。ご不明な点は、主治医又は薬剤師にお尋ね下さい。