小児総合医療センター小児がん病棟と看護

「小児がん拠点病院」として、固形腫瘍や白血病などの血液疾患の専門的治療を行っています。
6階森のフロア森の2番地、3番地、5番地では内科的治療。7階空のフロア空の2番地、3番地では外科的治療を行っています。
 森の3番地は移植室があり造血幹細胞移植など血液疾患の治療、看護を提供しています。森の2番地は脳腫瘍、脊髄腫瘍の治療を脳外科医と連携を取りながら提供しています。
 それぞれの病棟で、抗がん剤治療、放射線治療、手術、緩和ケアと治療に対するケアや、症状の緩和に努めています。
 小児がんの治療は長期にわたることも多く、看護師は入院中の身体的ケアのみならず精神的支援も必要です。患者・家族に寄り添いながら、安心して治療を継続していくことができるように、医師、薬剤師、栄養士等の多職種との連携や、緩和ケアチームの介入も早期から行いチーム医療を提供しています。
 またAYA世代と言われる思春期・若年成人に対してのサポートも早期より行い、AYA世代の患者がくつろげるスペースも提供できるように整備をしています。
 看護師は治療等に伴う苦痛の緩和ができるように日々最新の情報を共有し、看護を提供しています。