放射線科

診療内容・特色

放射線科には「診断」と「治療」の2つの部門があり、医師、診療放射線技師、看護師、医学物理士、トランスクライバー(読影入力作業者)、クラーク(受付)で構成されています。患者さんの安全・快適・満足を最優先にした医療提供を目指し、各職種一丸となってチーム医療を行い、サービス向上に努めています。また、「頭のてっぺんからつま先まで」全身を診る広い視野を持った放射線科を目指して、他の診療科とも連携を大切にしています。 

診断部門では単純X線写真、CT、MRI、核医学、IVRなどの画像を用いた病気の診断を行っています。高性能CTを活かして、心臓冠動脈CT、小さな肺動脈血栓塞栓の検出、病変強調による小病変検出等にも対応しています。IVRでは、カテーテルを用いた血管造影、血管内治療などの体への負担の少ない低侵襲治療やCTや超音波を用いた組織採取を施行しています。

治療部門では、頭頚部・肺・食道・乳腺・婦人科・前立腺・小児がんなど幅広い疾患に対応しています。強度変調放射線治療(IMRT)や肺がんや転移性脳腫瘍などに対する定位放射線治療(SRT、SBRT)、子宮がんに対する組織内照射併用画像誘導小線源治療(IGBT)などの高精度放射線治療も行っています。

救急医療においては、「東京ER多摩」として24時間365日、休日・全夜間の放射線検査にも対応するため、約70名の診療放射線技師が在籍し、当直3名体制を整備しています。

地域の医療機関からの依頼検査も対応し、高度・高額医療機器の共同利用と地域医療連携を推進しています。

装置台数
CTMRI血管一般透視パントモ骨塩ガンマカメラPET-CTリニアックRALS
5台4台5台6台2台2台2台2台1台2台1台

注目情報装置の詳細は各部門ページを参照してください。