産婦人科 ロボット支援手術(ダビンチ手術)

ロボット支援手術(ダビンチ手術)

   たまほくYouTubeチャンネル【産婦人科】手術支援ロボット da Vinci Xi 紹介動画

手術支援ロボット da Vinci(ダビンチ)

ロボット支援手術(ダビンチ手術)と婦人科疾患

 国内外の全診療科で行われたダビンチ手術の総数は年々増加しています。そのうち約30%を婦人科手術が占めており、ダビンチ手術と骨盤腔内臓器を対象とする婦人科疾患との相性の良さを表しています。
 現在、日本では厚生労働省の定める基準を満たした施設に限り、保険診療として、子宮筋腫・子宮腺筋症などの婦人科良性疾患及び子宮頸部異形成や子宮内膜異型増殖症などの前がん病変に対するロボット支援子宮全摘術、早期子宮体がんに対するロボット支援子宮悪性腫瘍手術さらに子宮脱を含む骨盤臓器脱に対するロボット支援仙骨腟固定術を行うことが認められています。当科では適応基準を満たす症例において、最新の第4世代手術支援ロボット「ダビンチXi」を用いて、上記の術式を安全に遂行することが可能です。従来の腹腔鏡手術では施行困難な高度肥満、高度癒着などの症例も含めてロボット支援手術は安全に行えます。国内外での報告から、高齢の方においてもダビンチ手術の安全性は確認されています。

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婦人科疾患におけるダビンチ手術のメリット

 ダビンチ手術は、3Dイメージ拡大視野下で術者の手と同じように自由に稼働するロボット鉗子を操作し行います。そのため、開腹手術では見ることが困難な狭く奥まったスペースにおいても、腹腔鏡手術よりも制限が少なくより繊細な操作が行え、その能力を最大限に発揮します。具体的には高度肥満症例での婦人科手術、骨盤深部での繊細な手技が必要なロボット支援子宮悪性腫瘍手術に伴う骨盤リンパ節郭清術などでその本領を発揮します。
 傷や痛みが少なく、より早期の回復が期待できます。一般的に開腹手術と比較した場合、手術には時間を要しますが、 出血量は約10分の1、入院日数が約半分になるなどといった良好な手術成績が得られています。しかしながら、ダビンチ手術といえども、従来の腹腔鏡手術と同様のリスクはあります。当科では安全に手術を行うため、産婦人科専門医の資格をもち、腹腔鏡技術認定医と、ダビンチ手術のライセンスを保有した担当医が術者および介助者を務めています。さらに手術に関わるスタッフ全員が同一モニターを見て安全を確保しながら手術を行っています。

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