多様な眼科疾患を診察し、患者さんのご希望を尊重した対応を行います。
当科では白内障をはじめとした眼科全般の診療を常勤医師1名、非常勤医師6名、視能訓練士3名の体制で行っております。外来診察日は月～金曜日の週5日で行っており、手術は火曜日と木曜日に行っています。
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近年高齢化に伴い眼疾患が増加しており、患者さんの生活の質（QOL）にも大きな影響を与えています。当科では眼科全般の診療を行っており、特にぶどう膜炎は軽微な虹彩炎からベーチェット病、サルコイドーシスといった難病指定疾患まで随時診察にあたっています。当科で対応困難な症例については順天堂医院をはじめとした大学病院等に紹介を行っており、治療後、症状が安定した患者さんは積極的に地域の医療機関に紹介し、地域医療連携に努めています。
検査では蛍光眼底造影検査（FAG）、中心フリッカー試験、視野検査（GP、ハンフリー）、眼底3次元画像解析（OCT）、光干渉断層血管撮影（アンギオグラフィ）、超音波検査（Bモード）、眼筋機能検査、眼軸長測定検査（Aモード,OA2000）、網膜電図、角膜形状解析、角膜内皮測定、角膜厚測定などが可能です。その他に斜視や弱視の検査・訓練なども行っております。
白内障手術は（超音波乳化吸引術および眼内レンズ挿入術）基本的には1泊2日（術後1泊）の入院で行っています。眼内レンズには術後乱視に影響の少ない小切開創用のソフト眼内レンズを主に使用しております。白内障術後の後発白内障に対してもYAGレーザーを行っております。