東京都立駒込病院

がん・感染症センター駒込病院の外観
所在地〒113-8677
文京区本駒込3-18-22
電話番号03-3823-2101(代)
予約電話番号03-3823-4890
ホームページhttps://www.tmhp.jp/komagome/

センター的医療機能

がん医療/感染症医療/造血幹細胞移植医療/エイズ医療/緩和ケア/二次救急医療

特色

(1)リーディングホスピタルとしてのがん医療の提供

話し合いの様子
キャンサーボードでの検討風景(血液内科)血液内科が実践する「造血幹細胞移植」は、各種造血器疾患(白血病、リンパ腫等)に対
し、我が国でも有数の移植症例実績に基づいた最先端治療を提供しています。

高齢化によりがん患者の増加が見込まれる中、合併症を有するがん患者の増加も予想され、がん対策の一層の充実が求められています。  がん専門病院として、がんの専門診療各科を設置するとともに、内視鏡、放射線や病理など中央部門の充実により、高度ながん治療を提供しています。当院の強みである総合診療基盤を生かし、手術療法、放射線療法及び薬物療法等を効果的に組み合わせた集学的医療を行うとともに、身体に優しい低侵襲治療を推進するなど、個々の患者に最適ながん医療を実践しています。

最先端の高精度放射線治療装置の写真
最先端の高精度放射線治療装置

また、こうした患者に最適ながん医療を提供するため、多くの診療科の医師や看護師等のスタッフが個々の患者の治療法を議論するキャンサーボード(検討会議)を積極的に開催し、患者の治療選択肢を広げるとともに、治療レベルの向上にも役立てています。

(2)専門的かつ高度な感染症医療の提供

重篤性・危険性が高い感染症患者の受入機関として、第一種、第二種感染症医療機関に指定されています。一類感染症用外来・病棟を整備し、防護用具着脱訓練や受入訓練を定期的に実施するとともに、他の医療機関との連携強化を推進するなど、地域における感染症医療体制を整備しています。
また、エイズ診療中核拠点病院として、豊富な臨床経験に基づくエイズ診療を提供するとともに、他医療機関に対する研修の実施や医療情報の提供を行うなど、専門的かつ高度な感染症医療の提供と関係機関との連携強化を推進しています。

受入訓練の写真
受入訓練の様子
一類感染症病床の写真
一類感染症病床

(3)緩和ケア医療の充実による患者・家族の快適な療養の実現

緩和ケア病棟多目的室「こもれび」の写真
緩和ケア病棟多目的室「こもれび」

患者の日常生活上支障となる身体的・精神的な苦痛を早期から軽減し、患者・家族の生活の質(QOL)を向上させるための緩和ケア医療に積極的に取り組んでいます。
がんと診断されたときから、がん治療の専門医師等多職種で構成される緩和ケアチームが関与し、患者・家族をサポートしています。また、緩和ケア病棟(22床)には、屋上庭園やヒーリングアートなどを設け、七夕会等の季節イベントや遺族ケアを目的とした遺族会を開催するなど、患者とその家族の価値観を尊重しながら、患者・家族の快適な療養の実現を図っています。

概要

令和5年7月時点(総職員数は令和5年4月時点)

許可病床数

入院815床(一般785床、感染症30床)

総職員数

1,532人

診療科目

内科、消化器内科、呼吸器内科、循環器内科、神経内科、血液内科、腎臓内科、肝臓内科、内分泌代謝内科、腫瘍内科、緩和ケア科、感染症内科、精神科、小児科、外科、食道外科、肝臓・胆道・膵臓外科、胃外科、大腸外科、乳腺外科、呼吸器外科、整形外科、リハビリテーション科、骨軟部腫瘍外科、脳神経外科、皮膚腫瘍外科、形成外科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔(くう)外科、麻酔科、放射線科、病理診断科

指定状況

都道府県がん診療連携拠点病院、感染症指定医療機関(第一種・第二種)、エイズ診療中核拠点病院、造血幹細胞移植推進拠点病院、東京都災害拠点病院、救急指定病院(二次救急医療機関) 等

交通案内

JR山手線:田端駅下車 徒歩15分又は駒込病院行 バス10分
地下鉄東京メトロ南北線:本駒込駅下車 徒歩10分

駒込病院ギャラリー

病院外観の写真
病院外観
高精度放射線治療装置オペレーティングルームの写真
高精度放射線治療装置オペレーティングルーム
通院治療センターの写真
通院治療センター
緩和ケア病棟の写真
緩和ケア病棟
感染症病棟の写真
感染症病棟
相談支援センターの写真
相談支援センター