
患者さんへのメッセージ
常勤医師1名、スタッフ9名(理学療法士5名、作業療法士1名、言語聴覚士3名(うち1名は臨時職員))の体制でリハビリテーション(以下、リハビリ)業務にあたっています。外来リハビリは行っておりません。スタッフ数は十分ではありませんが、規模の小ささを活かしてスタッフ同士で密に連携を取りながらチーム医療に取り組んでいます。
都道府県がん診療連携拠点病院である当院には“がん”患者さんが数多く入院しています。全身の病気である“がん”に罹患すると筋力や体力が低下しやすくなります。治療を続ける過程で廃用症候群という機能障害に陥ったり、骨転移に伴う骨折や脊髄損傷が生じたりすれば、日常生活に支障を来しかねません。機能障害からの回復や機能障害との上手な共存を目標に、当科では“がん”患者さんに対して積極的にリハビリを行っています。
また、整形外科疾患(骨折・変形性関節症・脊椎変性疾患など)や脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)、嚥下障害などの一般的な疾患にも幅広く対応しています。