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地域の先生方からのご紹介により、当科は年間970例を超える初診患者を診療しています。日頃のご信頼に深く感謝するとともに、診断や治療方針に迷われる症例、確定診断のための専門検査が必要な症例、長期管理や成人移行に課題を抱える症例について、引き続きお気軽にご紹介・ご相談いただけますようお願いいたします。
ご紹介・ご相談の窓口
紹介状の有無にかかわらず、診断や方針判断に迷われる段階からご相談を歓迎します。
紹介・予約専用ダイヤル
042-312-8200
月〜金 8:30〜17:00(祝日・年末年始除く)
代表電話(医療連携室・診療科直通)
042-300-5111
医療連携室、または内分泌・代謝科 天野医師・石井医師にお繋ぎください。
当科にご紹介いただく意義
当科は小児内分泌・代謝疾患を専門とする診療体制を備え、希少疾患の確定診断から長期管理まで一貫して担います。先生方のかかりつけ患者さんに、当科でなければ提供しにくい診断・治療選択肢をお届けします。
包括的な専門診療体制
医師、専門看護師、薬剤師、栄養士、公認心理師、臨床遺伝専門医による多職種チームで、診断から長期管理までを担います。
最新の遺伝学的検査と確定診断
次世代シークエンサーを含む遺伝学的検査を日常診療に組み込み、希少疾患の確定診断と家族カウンセリングを一体で提供します。
治験・臨床研究への参画機会
低身長、骨系統疾患、希少代謝疾患などで医師主導治験・国際共同治験に参画しており、保険診療では届かない治療選択肢の検討が可能です。
ガイドライン準拠と成人移行支援
性分化疾患(DSD)診療ガイドラインの作成委員長を当科部長が務めるなど、診療標準の策定に関与しています。成人医療への移行も計画的に支援します。
こんな症例をご紹介ください
診断が確定していない段階のご紹介を歓迎します。以下は典型的な紹介の契機です。判断に迷う症例も電話相談からお受けしますので、ご活用ください。
成長・思春期
身長・体重の異常、四肢短縮、思春期早発・遅発、初経の異常、SGA性低身長
下垂体・甲状腺
下垂体機能低下症の疑い、新生児マススクリーニング甲状腺異常、橋本病・バセドウ病
副腎・電解質
副腎不全の疑い、先天性副腎過形成症、Cushing症候群、原因不明の電解質異常
糖代謝・脂質
1型糖尿病、コントロール困難な糖尿病、家族性高コレステロール血症、症候性肥満
骨・カルシウム代謝
くる病、低リン血症、易骨折性、骨形成不全症、副甲状腺機能異常
先天代謝異常症
新生児マススクリーニング異常、低血糖、高アンモニア血症、高乳酸血症、原因不明の代謝性アシドーシス
性分化疾患(DSD)
非典型的外性器、ミクロペニス、二次性徴遅発、性別判定が困難な症例(DSDサポート外来)
小児がん経験者の内分泌異常
治療後の成長・性腺・甲状腺機能低下、二次性糖尿病
緊急対応が必要な症例(事前にお電話ください)
新生児で性別判定が困難な症例、副腎不全(クリーゼ)が疑われる症例、急性発症の糖尿病ケトアシドーシス、重度の電解質異常などは緊急性が高いため、代表電話(042-300-5111)から内分泌・代謝科オンコール医に直接お問い合わせください。
ご紹介の流れ
当院は紹介受診重点医療機関です。原則として紹介状をお持ちの患者さんを対象に予約制で診療しています。判断に迷う症例は、紹介前の電話相談も歓迎します。
紹介状(診療情報提供書)の作成
これまでの経過、検査結果、現在の治療内容をご記載ください。当科の診察を効率化するため、後述の資料を患者さんに持参いただけると助かります。予約のご連絡
紹介・予約専用ダイヤル(042-312-8200)にご連絡ください。緊急性が高い症例については、代表電話(042-300-5111)から当科に直接ご相談いただけます。初診受診
予約日に患者さんが来院されます。初診時には問診、診察、必要に応じて採血・画像評価・遺伝学的検査などを進めます。診断と治療方針の決定
確定診断には複数回の検査や負荷試験、遺伝学的検査が必要な場合があります。診断と治療方針が確定するまで一定期間を要することをご了承ください。ご紹介元へのご報告
検査結果が判明し、治療方針が確定した段階で、ご紹介元に診療情報提供書をお送りします。経過に変化があった場合や追加情報が必要な場合は、随時ご連絡いたします。ご持参いただきたい資料
初診の精度と効率を高めるため、患者さんに以下の資料をご持参いただくよう、ご案内をお願いいたします。
・母子手帳(出生時情報、新生児マススクリーニング結果、これまでの計測値)
・保育園・幼稚園・学校健診の身長・体重の計測実測値(成長曲線が描けるもの)
・これまでの血液検査・尿検査の結果(日付つきで時系列がわかるもの)
・画像検査のデータ(CT、MRI、骨年齢評価のレントゲンなど。CD-Rでのご提供を歓迎します)
・現在の処方内容と服薬状況
・過去の遺伝学的検査の結果(実施されていれば)
継続的な連携
診療情報の還元と相互の信頼関係を、地域連携の基本と考えています。以下の連携形態をご活用いただけます。
診療情報の報告
初診時の診断結果と治療方針の確定後、ならびに病状に重要な変化があった際に、診療情報提供書をお送りします。長期フォロー中の安定例では年1回程度、まとまった報告をお送りすることもあります。
セカンドオピニオン外来
診断や治療方針について別の専門医の意見を求められたい場合に、セカンドオピニオン外来をご活用ください。患者さんの主治医を変更せずに、当科の見解をお伝えします。詳細は院内案内をご参照ください。
共同診療・電話相談
遠方の患者さんや、患者さんの転医を要さない症例については、電話やメールでの方針相談、共同診療(duplicate billing は発生しません)にも応じます。判断に迷われた段階でお気軽にお問い合わせください。
成人医療への移行支援
慢性疾患の患者さんが成人医療へ円滑に移行できるよう、計画的な自立支援と転院調整を行います。性分化疾患(DSD)、糖尿病、副腎疾患などについては、成人領域の専門医療機関と連携し、紹介先選定から情報共有まで責任を持って引き継ぎます。
学術連携・教育協力
診療基盤としての臨床研究と教育を重視しています。地域の先生方と協働できる枠組みを以下にご紹介します。
多施設共同研究への参画
AMED(日本医療研究開発機構)の支援を受けるDSDの全国前向き登録研究 BRIDGE-DSD をはじめ、希少疾患の長期予後研究を国内外の施設と共同で進めています。共同研究へのご参加・症例登録のご相談を歓迎します。
院外講演・症例検討会
地域の医師会、研究会、勉強会などからのご依頼に応じ、講演や症例検討会への参加を行っています。テーマは小児内分泌・代謝疾患全般のほか、性分化疾患の初期対応、成長障害の鑑別、糖尿病の移行医療など、ご要望に合わせて設定可能です。
見学・実習の受入
専攻医・専門医の見学、医学生実習、専門看護師研修などの受入も行っています。希望される場合は事前に当科までご連絡ください。
病院全体のご案内
院内全体の連携窓口・各種手続きについては、以下の案内をご参照ください。

