消化器内科

診療内容・特色

消化器内科は当院の診療の大きな柱のうち救急医療とがん医療の両者を担っています。
救急医療とがん医療はいずれも専門性が高く、その方向性も大きく異なります。
一般的には高いレベルでこの両分野の診療を両立することは困難とされ、どちらか一方のみに重点をおいて診療している病院が多い中、我々はその両者とも高い水準の医療を提供することにこだわり、日々努力を続けています。
吐下血などの消化管出血や総胆管結石性胆管炎への緊急対応にはじまり、正確な診断に基づいた低侵襲治療(ESD・EMR、ERCP/胆道鏡による治療、Interventional EUS、RFA、PTBDなど)、がん化学療法、がんゲノム医療まですべて対応しています。
また、2025年4月より東京都立がん検診センターの精密検査部門を統合し、東館での内視鏡診療をスタートしました。
多摩地区の内視鏡診療に従来以上に貢献したいと考えております。

扱っている主な疾患

消化管疾患

食道癌、食道胃静脈瘤、胃癌、胃十二指腸潰瘍、胃ポリープ、大腸癌、大腸ポリープ、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、大腸憩室炎、大腸憩室出血、虚血性腸炎、上下部消化管出血

肝疾患

肝癌、肝硬変、急性肝炎、ウイルス性慢性肝炎、劇症肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、非アルコール性脂肪性肝炎

胆・膵疾患

胆管癌、胆嚢癌、乳頭部癌、急性胆管炎、総胆管結石、膵癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍、急性膵炎、自己免疫性膵炎、閉塞性黄疸