尿路結石治療センター:Urinary tract stones treatment center
はじめに
当院では2011年より尿路結石に対して内視鏡下にレーザーで治療を行う経尿道的結石砕石術(TUL)を開始し、大きな腎結石には経皮的結石破砕術(PNL)を行っております。2016年には体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を導入し、現在は全ての尿路結石への低侵襲な治療が可能となりました。そこで2017年年7月、尿路結石治療センターを開設いたしました。お仕事の都合や症状に合わせて迅速かつ最適な治療を行います。TULは3泊4日の短期入院で可能です。ESWLは受診当日から1週間以内に日帰り入院で治療を行っています。
患者さんをご紹介下さる医療機関の方へ
尿路結石外来枠がありますので、予約センター(042-373-5489)にお問い合わせください。診療情報提供書と、X線写真などの画像があればお持ちください。尿路結石の確定診断がなくても当院で精査加療いたします。疼痛発作などの緊急時も随時対応いたしますので病院にご連絡いただければ幸いです。
体外衝撃波結石破砕術:ESWL (Extracorporeal shock wave lithotripsy)
ESWLとは衝撃波を使用して体外から尿路結石を砕く方法です。内視鏡を挿入せず、皮膚も切らずに治療ができ、結石の部位を問わず治療が可能です。体の負担が少ないため、当科では日帰り入院で行っています。また迅速な治療を心がけており、診断から数日以内にESWLをできるような体制を整えております。

ドルニエ Delta II (ドルニエ社製)
レーザーによる尿路結石の砕石: TUL (Transurethral Lithotripsy)、PNL (Percutaneous nephrolithotripsy)
尿管結石や腎結石の手術治療として、結石の大きさ、部位などによって経尿道的結石破砕術(TUL)が行われています。また大きい(2cm以上)腎結石については経皮的結石破砕術(PNL)が選択されます。TULは経尿道的に内視鏡を尿管内に挿入し、直接結石を見ながらレーザーで砕石し破砕片を回収する手術です。近年は、より細く、柔軟性に富む内視鏡である細径軟性鏡を使用した手術(f-TUL)により、より体の負担が軽い治療が可能となっております。PNLは背中に小さな穴を開けて、その穴に内視鏡を挿入し腎臓の結石をレーザーで砕く手術です。PNLもTUL同様に細い内視鏡である細径腎盂鏡を使用した手術(miniPNL)を行っております。

細径尿管鏡(オリンパス社製)
