副院長あいさつ

がん・感染症センター 都立駒込病院 副院長 八杉 利治

 令和3年(2021年)4月に副院長に就任いたしました八杉利治(やすぎとしはる)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 当院は開院以来、がん診療を中心に高度で専門性の高い医療を提供し、患者さん及び地域の皆さまの信頼に応えてまいりました。がん医療の進歩は目覚ましく、治療成績の向上とともに、患者さんの生活の質や治療後の人生まで見据えた医療、がん克服後の新たな疾患の予防という観点も求められる時代となっています。さらに、ますます顕在化しつつある超高齢社会によって、予防を医療の中心に据える必要性が明らかになっています。そのような医療ニーズの複雑化の中で、当院は、がん専門病院として培ってきた診療実績と専門性を礎に、地域医療の中でどのような役割を果たすべきか考える必要性も感じています。
 一方で全国的に病院経営を取り巻く環境は厳しさを増しており、当院においても持続可能な病院経営の実現は重要な課題です。質の高い医療と健全な病院経営は決して相反するものではなく、限られた医療資源を有効に活用しながら医療の質を高め、職員が誇りとやりがいを持って働ける環境を整えることがより良い医療の提供につながると考えています。
 これからも当院は、高度で専門的な医療を提供し、患者さんが自分らしい人生を送れるよう支援するとともに、地域の皆様から信頼され、必要とされる病院であり続けることを目指します。

専門分野産婦人科学、特に婦人科悪性腫瘍の診断、治療
資格

出身校:東京大学 1985(昭和60)年卒
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
母体保護法指定医師

がん・感染症センター 都立駒込病院 副院長 岡本 朋

 令和4年(2022年)4月に内科系副院長に就任いたしました岡本 朋(おかもとともみ)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 駒込病院には1999年の総合診療科開設時から勤めております。これまで総合診療科で「がんと感染症」に対する専門診療への橋渡しとしての役割を担うとともに、地域の医療機関と連携を持ちながら診療してまいりました。今後は内科系全体の総括・調整に加え、病棟再編や医療人材の確保・育成、医療連携推進、災害医療、感染対策、働き方改革などを八杉副院長からひき継いで担当します。
 当院は新型コロナウイルス感染症の診療に職員一丸となって注力してきましたが、「がんと感染症」に対する専門診療も手を緩めることなく継続しています。感染の流行に終わりが見えない中、職員の負担も看過できない状況です。
 2019年4月1日から働き方改革が開始されました。働き方改革の一つの柱は長時間労働をなくすことです。医師にはこれまで労働時間の上限が決められていませんでしたが2024年4月から規制がかかるようになります。現在、病院の仕組みや職員の意識を変えていくことが求められています。そのためには患者さんにご協力いただくことも必要になります。働き方改革は医療の質や安全を確保することに繋がりますので、ご理解のほどお願いいたします。

専門分野内科
総合診療
資格出身校:山形大学(昭和63年卒)
日本外科学会認定医
日本内科学会総合内科専門医
日本医師会産業医

古賀副院長
がん・感染症センター 都立駒込病院 副院長 古賀 文隆

 令和8年(2026年)4月に外科系副院長を拝命し、身の引き締まる思いでおります。
 今年度は、医療の質改善、研究推進、そして経営戦略などを主に担当いたします。なお、泌尿器科医として、泌尿器がんを主体とする外来診療・手術も継続して行ってまいります。
 駒込病院は、多様な医療ニーズに対応できる総合診療機能を背景に、がん・感染症を中心に高度先端的医療を提供しております。外科系診療科は、マルチポート・ロボット (da Vinci Xi ) 2台に加え、より少ない傷で実施できるシングルポート・ロボット(da Vinci SP) 1台の3台体制でロボット支援手術を運用しており、本邦で保険収載されているがんロボット手術のほぼ全ての術式を実施しています。
 私が実感する当院の「強み」は、診療科間の垣根が低く、他科連携が極めて円滑に行われている点です。大病院にありがちな縦割りの弊害を排した風通しの良さは、歴代の先輩方が作り上げてきた誇るべき組織風土です。この特長は、多疾患併存症例の治療や集学的治療で大いに活かされています。
 駒込病院は、「医療を通して人がその人らしく生き抜くことを支援する」を理念に、安全で質の高い至適医療と高度先端的医療を継続的に提供してまいります。そして皆さまに信頼され続ける病院を目指し、一層の努力を続けてまいります。

専門分野泌尿器がんの低侵襲手術(ロボット手術、ロボサージャン・ガスレス・シングルポート手術)
臓器温存・機能温存手術
集学的治療
資格出身校:東京医科歯科大学(現・東京科学大学) 1994(平成6)年卒
医学博士
日本泌尿器科学会指導医・専門医
泌尿器ロボット支援手術プロクター
日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会 腹腔鏡下小切開手術(ミニマム創内視鏡下手術)施設基準医
東京科学大学臨床教授

2026年4月