呼吸器科

呼吸器センター

呼吸器科宛ての紹介状、または健康診断の結果をお持ちの場合は、呼吸器センターのページをご覧のうえ、ご予約ください。

特色・専門領域

当科の特徴は、呼吸器感染症・喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・間質性肺炎・肺がん・慢性呼吸不全・睡眠時無呼吸症・呼吸リハビリテーション・島しょ医療・漢方医療など幅広い呼吸器疾患の診断・治療に対応できるよう、スタッフ全員が呼吸器専門医を取得または取得を目指しています。

主な診療内容

昨今、治療法の目覚ましい進歩により、抗体療法・分子標的薬・がん免疫療法など有望な治療法がでてきています。大きな期待ができる反面、適応・治療法・新たな副作用など、より専門的で高度な判断を要する場合も増えてくることが予想されます。このような新規の治療にも対応できる診療体制を確立しています。場合によっては、その分野のオピニオン・リーダーに相談、または、紹介やセカンド・オピニオンも時機を逸することなく行っていく予定です。

呼吸器感染症(肺炎、誤嚥性肺炎など)

ガイドラインや根拠に基づく医療(EBM)に則った治療を目指します。抗菌薬の適正使用に取り組んでいます。
(注)肺結核の専門医療は行っておりません。

喘息・COPD

吸入療法を中心に、重症の喘息に対しましては抗体療法まで含めた治療を行っています。感染対策や予防接種なども行います。
(注)気管支サーモプラスティは行っておりません。

間質性肺炎

新規の抗線維化薬の導入も行っています。

肺がん

呼吸器外科・放射線科とも連携をとりながら、迅速な診断、EBMに則った治療を目指します。この分野でも、新規の分子標的薬やがん免疫療法など有望な治療法がでてきています。緩和ケア医療の対応も行っています。

睡眠時無呼吸症

睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)検査を1泊2日の入院で行っています。診断後の経鼻持続陽圧呼吸(CPAP)療法も行っています。

呼吸リハビリテーション・慢性呼吸不全

呼吸器疾患に伴う呼吸不全に対しまして、呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法(HOT)の導入を1~2週間の入院で行います。

漢方医療

他の病院には少ない当科の大きな特徴である漢方外来を開設しています。従来の治療法では症状の改善が少ない場合(咳・痰、喘鳴、息切れなど)に一度、漢方医療をおすすめします。

専門外来(予約制)

睡眠時無呼吸症外来(担当:楢戸)(月曜日午後)

睡眠時無呼吸症の診断、治療、指導を行っています。睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)検査の入院予約も行います。

漢方外来(担当:齊藤)(月曜日午前)

いろいろな薬を使っても症状がなかなか改善しない(咳・痰、喘鳴、息切れなど)等でお悩みの患者さんに対する漢方治療を行っています。(呼吸器症状の有無は問いません)

関連リンク

外来診療担当医

呼吸器科の外来担当表はこちらをご覧ください。

最終更新日:2023年4月17日