都立多摩総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について(2020年12月20日)

2020年12月20日

 都立多摩総合医療センターに勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、御報告いたします。

 また、今回の感染確認に伴い、当該看護師が勤務する病棟の新規入院患者の受入れを一時的に停止いたします。病院を利用されている患者とその御家族、地域の医療機関をはじめとする関係機関の皆様に御迷惑と御心配をおかけすることをお詫び申し上げます。

1 当該職員の基本情報

  年 代:20代

  性 別:男性

  職 種:看護師(常勤職員・病棟勤務)

  居住地:都内

2 経過等

(1)経過

〇 12月16日(水曜日)

  非勤務日。症状なし

〇 12月17日(木曜日)

  日勤。症状なし

〇 12月18日(金曜日)【発症日】

  日勤。軽い咳症状、発熱なし

〇 12月19日(土曜日)

  日勤。朝は発熱なし。勤務中、正午頃に発熱症状があり、当院においてPCR検査を実施し、「陽性」が判明。現在、自宅療養中

(2)現在判明している事実

・当該職員の発症日の2日前である12月16日以降に接触があった患者及び職員は、現時点で把握している限り、当該職員が勤務する病棟の入院患者13名及び看護師7名、また、当該病棟で診療に従事した医師1名である。所管保健所に確認中であるが、接触者のうち濃厚接触者に該当すると考えられる者は、現時点で患者3名である。

・当該職員が勤務する病棟は新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない。

・当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行っている。また、当院において陽性患者との接触はない。

・当該職員と接触があった患者及び職員に、現在、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。

3 病院の対応について

(1)当該職員と接触のあった入院患者13名については健康観察を行うとともに、順次PCR検査を実施する。12月20日(日曜日)に検査を実施した患者8名の結果は、全員「陰性」であった。残る患者5名については、明日以降検査を実施する。

(2)当該職員と接触のあった職員8名については、自宅待機とし、順次PCR検査を実施する。12月20日に検査を実施した看護師2名の結果は「陰性」であった。残る職員6名については、明日以降検査を実施する。

(3)当該職員が業務を行っていた病棟及び休憩室等は、日々消毒を実施している。

(4)職員のマスク着用や手指衛生などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。

4 今後の診療について

 当該職員と接触のあった患者及び職員のPCR検査の結果が判明するまでの間、当院の感染症専門医等の意見を踏まえ、当該病棟の新規入院患者の受入れを停止する。

 当該病棟以外の入院診療及び外来診療については、通常診療をこれまでどおり継続する。

【参考資料】

都立多摩総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について.pdf(PDF 140.1KB)

≪問合せ先≫

多摩総合医療センター事務局庶務課

電話 042-323-5111

病院経営本部サービス推進部事業支援課

電話 03-5320-5835

2020年度