腎泌尿器外科 - 転移のある前立腺がんに対するプルヴィクト治療(PSMA標的核医学治療)・前立腺癌骨転移のゾーフィゴ治療

転移のある前立腺がんに対するプルヴィクト治療(PSMA標的核医学治療)・前立腺癌骨転移のゾーフィゴ治療

駒込病院では、腎泌尿器外科と放射線治療科も密接な協力体制を整えており(月に1回の合同カンファランスや下記治療協力等)、泌尿器がんをはじめとする様々な放射線治療を円滑に行っております。前立腺癌に対する強度変調放射線治療(IMRT)においては、腎泌尿器外科にてホルモン療法を、放射線治療科において放射線療法をといった協力関係で治療を行っております。また、がんの症状緩和のための放射線治療も積極的に行っております。

プルヴィクトは、これまでの治療(ホルモン療法や化学療法)で効果が不十分となった「転移のある去勢抵抗性前立腺がん」に対する放射線治療法です。この治療は、がん細胞の表面にある「PSMA(前立腺特異的膜抗原)」というタンパク質を標的にします。放射性物質(ルテチウム-177)を結合させた薬剤を点滴で体内に注入すると、薬剤が全身の転移巣に集まり、そこから放出される放射線(ベータ線)によって、がん細胞を内側から攻撃します。

ゾーフィゴは、アルファ線と呼ばれる放射線を出す「ラジウム-223」という放射性物質が含まれた、放射性医薬品の注射薬です。ゾーフィゴが注射されると、骨の代謝が活発になっているがんの骨転移巣に集まり、そこから放出されるアルファ線が骨転移のがん細胞の増殖を抑えます。去勢抵抗性前立腺がん(ホルモン療法を行っても悪化する前立腺癌)で、骨転移があり、内臓転移がない方に治療の適応があります。

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→がんの症状緩和のための放射線治療について確認するがんの症状緩和のための放射線治療 | 駒込病院 | 東京都立病院機構

最終更新日:2026年7月28日 腎泌尿器外科 伊藤将也