外科

診療科のご案内

当科について

消化器一般外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科の診療を常勤医師6名と非常勤医師3名の体制で行っております。
手術は各学会の専門医・認定医の資格を持つ経験豊富な外科医が担当いたします。 手術だけではなく、術後の補助治療や定期検診、さらには緩和ケアに至るまで責任を持って診療にあたっております。
安全に手術を受けて退院され、退院後も安心して日常生活が送れるように、リハビリテーション科や退院支援部門など他職種を含めた外科チームが一丸となって患者さんを支えるよう、心掛けております。
当科ではほとんどの呼吸器外科手術で胸腔鏡手術を行い、消化器一般外科領域でも胃がん、大腸がん、鼠径ヘルニア、胆石症、虫垂炎などの多くの腹腔鏡手術を行っております。
また、周産期医療に重点をおく当院では、新生児・小児外科も重要です。当科では特殊な分野である小児泌尿器科領域の手術も行っております。
新生児・小児から高齢者まで、良性疾患から悪性疾患まで、幅広く良質な外科診療を行っております。

専門外来

女性外科医師が初診の診察を行う外来を実施しています。

「女性医師による外科外来」についての詳細はこちら(PDF 355.4KB)

スタッフ紹介

氏名資格専門分野
吉村 哲規
よしむら てつのり
(部長)
  • 東京医科歯科大学医学部臨床教授
  • 医学博士
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医
  • 日本乳癌検診精度管理中央機構マンモグラフィ読影認定医
  • 日本緩和医療学会緩和医療認定医
  • 緩和ケア研修・緩和ケア指導者研修修了
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 米国癌学会(AACR)Active Member
乳腺外科
緩和医療
消化器外科

輿石 晴也
こしいし はるや
(医長)
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本胸部外科学会胸部外科認定医
  • 日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医
  • 日本内分泌外科学会内分泌・甲状腺外科専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
  • 肺がんCT健診認定機構肺がんCT健診認定医
  • ICD制度協議会ICD(感染コントロールドクター)
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本甲状腺外科学会評議員
  • 緩和ケア研修修了
呼吸器外科
内分泌外科
(甲状腺・副甲状腺)
大島 令子
おおしま のりこ
(医長)
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科・胃)
  • 日本食道学会食道科認定医
  • 緩和ケア研修修了
消化器外科
花田 学
はなだ まなぶ
(医長)

日本外科学会外科専門医

日本小児外科学会評議員

日本小児外科学会小児外科専門医

緩和ケア研修修了

小児外科
井垣 尊弘
いがき たかひろ
(医員)
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 緩和ケア研修修了
消化器外科
井川 勇人
いがわ はやと
(医員)
  • 緩和ケア研修修了
消化器外科

豊中 亮介
とよなか りょうすけ
(非常勤)

  • 緩和ケア研修修了
消化器外科
一般外科

金原 正太朗
かなはら しょうたろう
(非常勤)

緩和ケア研修修了消化器外科
一般外科
小暮 慶太
こぐれ けいた
(非常勤)
緩和ケア研修修了一般外科
細矢 徳子
ほそや とくこ
(非常勤)
  • 緩和ケア研修修了
乳腺外科
スタッフ全員

専門分野・特色

1.消化器外科

大腸がん、胃がん、食道がん、膵がん、肝細胞がん、胆嚢・胆道がんといった消化器がんの診断・治療を消化器外科専門医が担当しております。ガイドラインや最新の知見に基づいた標準治療を提供しております。がんの進行度や患者さまの全身状態を考慮し、腹腔鏡手術と開腹手術を適切に選択し提案させていただいております。患者さまが安心して手術を受けて退院され、退院後も安心して日常生活が送れるように、リハビリテーション科や退院支援部門など他職種を含めた外科チームが一丸となって患者さんを支えるよう、心掛けております。

2.呼吸器外科

自然気胸、原発性肺がん、転移性肺腫瘍といった疾患の手術治療を行っております。多くの手術は胸腔鏡下手術を適応しております。

3.乳腺外科

乳がんの患者さまには、針生検による診断から、手術、薬物治療、そして緩和医療まで一貫して外科医が担当し、患者さまの精神的な不安の軽減に努めております。手術は、進行度により乳房部分切除術や乳房全切除術を適切に選択し提案しております。

4.小児外科

小児・新生児外科は現在、診療担当医2名で診療を行っております。鼠径ヘルニアや停留精巣などの小児外科領域の主要疾患を中心に年間130件以上の手術を行っており、総合周産期母子医療センターを併設する病院として新生児手術も多く行っております。急性虫垂炎や腸重積症など緊急手術が必要になる可能性のある救急疾患にも常時対応しております。近年では腹腔鏡手術も積極的に導入しており、小児にとってより侵襲度の低い治療ができるように心がけております。特に鼠径ヘルニア手術は腹腔鏡手術も含め多く取り扱っており、最短1泊2日での手術入院が可能です。
また,特殊な分野である小児泌尿器科領域の手術治療も行っております。

診療実績

手術実績

項目平成29年度平成30年度令和元年度
年間総手術件数715591670
胃がん(うち腹腔鏡手術)24(23)21(19)16(8)
大腸がん(うち,腹腔鏡手術)59(47)55(38)72(47)
腹腔鏡下胆嚢摘出術765884
鼠径ヘルニア手術(うち,腹腔鏡手術)101(97)80(69)79(44)
腹腔鏡下虫垂切除術967793
胸腔鏡下呼吸器外科手術312931
乳腺外科手術563640
小児外科手術125137137
腹腔鏡・胸腔鏡手術429351313
緊急手術12799138