リハビリテーション科

診療科のご案内

当科について

大塚病院リハビリテーション科は、院内重点医療として都立病院群の中で最初に体系化されました。
平成15年度より回復期リハビリテーション病棟を開設し、急性期治療を終了した脳卒中や骨関節疾患等の患者さんを幅広く受け入れ、専門的リハビリテーションを提供して参りましたが、平成29年度をもちまして回復期リハビリテーション病棟は休止となりました。
平成30年度からは、脳神経外科・内科・整形外科のみならず新生児科や産婦人科を含む全科からの急性期患者さんを対象にリハビリテーションを提供しています。
回復期リハビリテーション病棟の休止について PDF [56KB](PDF 55.7KB)

なお、当院は日本リハビリテーション医学会研修施設に指定されており、多くの医療技術系大学や専門学校の実習を受け入れております。

スタッフ紹介

氏名資格専門分野
小笠原 浩気
おがさわら ひろき
(医長)
  • 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科認定臨床医
  • 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医
  • 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科指導医
  • 東京都指定身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由)
リハビリテーション全般
水島 靖枝
みずしま やすえ
(非常勤医員)

リハビリテーション全般
小児全般
酒井 朋子
さかい ともこ
(非常勤医員)
  • 医学博士
  • 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科指導医
  • 日本整形外科学会指導医・専門医
  • 東京都指定身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由、音声機能、言語機能又はそしゃく機能)
  • 日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士

リハビリテーション全般
整形外科
小児リハビリテーション
重症心身障害児(者)

専門分野・特色

原則的に医療保険下でのリハビリテーションが必要と判断される患者さんに対して幅広く対応しています。
また、嚥下障害や誤嚥性肺炎に対して嚥下内視鏡や嚥下造影による診断治療、装具診察、痙縮(上下肢痙縮)に対するボトックス治療を行っています。
末梢性顔面神経麻痺に対しては耳鼻咽喉科との共同で機能改善を図っています。
関節リウマチに対してリウマチ膠原病科との共同でリウマチ教育外来を行っています。
乳癌術後リンパ浮腫に対して外科との共同で管理指導を行っています。
末梢神経障害に対して神経伝導検査、筋電図検査を行っています。

診療実績

代表的な疾病

疾患別リハ処方件数の推移
項目平成30年度(件数)令和1年度 (件数)令和2年度 (件数)令和3年度(件数)令和4年度(件数)
脳血管疾患335301356330350
運動器疾患472530399428597
廃用症候群6887107057481215
がん疾患60154152111152
呼吸器(2018年7月届出)731233136

(注)「廃用症候群」は平成28年度から新たに設けられました。